2019 A/W『The First Words』に捧げる小説の”scene 2”を公開いたします。
今回の"scene 2"では、ほんのすこし、過去を振り返ります。
ただ、ぼんやりと埋没していく日々。
”わたし”のまえには、そういう毎日が重く横たわっています。
真綿で首を締めるかのように、だんだんと苦しくなってくる平凡さ。
そういうものものに纏わりつかれて、どうにもならなくなってしまった現実。
きっと、誰にも見に覚えのある感覚だろうと思う。
だからこそ、そんな凡庸な自分に嫌気がさしたりもする。
東京の夜に捧げたい。
そんな”scene 2"です。
.
.
.
epsode 1.『The First Words』 - scene 2.
※画像クリックで、PDFデータが展開orダウンロードされます。スマートフフォンでも閲覧いただけます。